日本人は元々、炎症を起こしやすい体質のようですが、更に花粉により免疫関係にダメージが加わっているようです。
ハウスダストなどは綺麗にして他のダメージ物質はなるべく除去しましょう。
小児では、37.5℃を超えた場合にはじめて微熱と表現されますが、成人で言う37.0~37.4℃程度の微熱を認める小児も少なくありません。通常の花粉症の場合でも、全身的な症状として、微熱や頭痛が起こる場合があるのでご注意ください。
風邪と花粉症の見分け方は、症状でだいたい分かりますがその中でも鼻水が一番の指標です。
秋の花粉症は、飛散量が春と比べはるかに少ないため、目のかゆみなどの症状が出ず分かりづらいです。症状の強さには個人差があり、人によっては喘息の症状が出ることもある。
症状 | 花粉症 | 風邪 |
---|---|---|
鼻水 | 水っぽい | 粘りがある |
目のかゆみ | あり | なし |
発熱 | あって微熱 | 高熱 |
食欲 | あり | なし |
天候の影響 | 晴天で悪化 | 無関係 |
症状の継続 | 数ヶ月 | 長くて1週間 |
また、アレルギー性鼻炎のための睡眠不足になって、頭痛が生じることもあります。酷い鼻づまりなどによって頭が重く感じたり、頭痛がしたりすることを鼻性頭痛(ビセイズツウ)と言い、アレルギー性鼻炎でも年長児や成人では、その鼻性頭痛が起こることが少なくないのです。
対策としては、食生活の見直しです。食後はゆっくりとして消化がよく出来る様にする事も見逃されやすい事ですが、非常に重要な事です。