生活習慣改善で花粉症予防

花粉症はなってからの治療がとても難しく、1度花粉症になってしまえば毎年原因植物の花粉が飛散する時期に症状が出る、とてもやっかいな病気です。
ですので、いま花粉症ではない人も毎年吸い込んでいる花粉が原因でいつ花粉症の症状が出るか分かりません。
そこで花粉症にならないためには、花粉を体内に入れない、つまり花粉(アレルゲン)を除去・回避することが花粉症予防の基本なのです。
花粉症の原因はもちろん原因植物である花粉(アレルゲン)です。
この花粉(アレルゲン)さえ吸い込まなければ花粉症になる事はありません。
しかしこの花粉(アレルゲン)を吸い込んでも花粉症になる人とならない人に分かれます。これは産まれながらの体質や食生活、生活環境の違いが大きい事が分かっています。
ですので、すでに花粉症の人は少しでも花粉症の症状を軽減するために、まだ花粉症でない人は今後もならないためには食生活や、生活習慣を見直してみましょう。

☑バランスの良い食生活

花粉症に限らず、栄養の偏った食生活はよくありません。
花粉症に効く食べ物・料理でも詳しく説明していますが、何事もバランスが大切です。花粉症に効く食べ物・料理を参考に食生活を見直してみてください。

たとえば、青魚です。青魚にはDHAというものが含まれていて、これはアレルギーに良いとされています。さばやいわしに多く含まれていますが、缶詰の製品でもDHAを摂取することは可能です。

また、きのこ類もアレルギー疾患に関する効果が確認されている食品です。

 

☑規則正しい生活習慣
近年急激に花粉症患者が増加したのは、戦後植林したスギの花粉が飛散し始めたためです。
しかしそれだけとも言い切れません。欧米化した食生活、不規則な生活(寝不足・夜型生活)も花粉症患者が増加した大きな原因なのです。
現代人には難しいかもしれませんが、規則正しい生活をおくるように心がけましょう。

☑疲れ・ストレスをためない生活
疲れがたまると副交感神経の緊張が高まり、交感神経が抑えられ、肥満細胞からヒスタミンが放出されやすくなり、症状が出やすくなります。
毎日のリズム感ある生活、ストレス、疲労をためない、たまってもすぐに発散する、バランスの良い生活はとても大切なのです。
花粉症を予防するためには、健康的な生活をおくる!これが大切なんですね。もちろんこれは現代人にとって、もっとも難しい事かもしれませんが