花粉症は誰もがなるリスクをもっている

花粉症は、あなたにも突然発症するかも 花粉症は、スギだけでなくマツ、ブタクサなど、人によりアレルゲンは様々です。
花粉を鼻や喉、目から体内に取り込むと、カラダの免疫機能が反応して「抗体」をつくり、再び花粉が吸い込まれると異物として「抗体」が反応し、ヒスタミンなどの物質を放出します。
ヒスタミンによって、神経や粘膜の血管が刺激されて、くしゃみ、鼻水、かゆみ、結膜炎などの症状が現れます。

アレルギー体質の人は、花粉症になる可能性が高いのですが、アレルギー体質でない人も長年花粉を取り込んで、カラダの一定の許容量を超えると、突然花粉症が発症する可能性はあります。

花粉症の人が増えている原因は、戦後スギを植林してスギの花粉飛散量が増えたこともあるのですが、食生活の問題、大気汚染、ストレスの増大なども影響していると言われています。

免疫機能がうまく働かないと発症しやすい

食生活の問題とは何か、についてご説明しましょう。

花粉症のアレルゲンは、花粉ですから、何か食べ物の原因で発症することはありません。
けれども、仕事が忙しくて、睡眠不足、ストレスがたまっている、食事がきちんととれない、などの生活リズムが崩れたり、食生活が乱れて栄養が偏ったりすると、
自律神経が乱れて免疫機能がスムーズに働かず、そんな時に花粉症の症状が出たり、ひどくなったりします。

もちろんこれは花粉症に限らず、睡眠不足や食事が不規則がちな時に、風邪をひいたり、喘息が出たり、疲れ目がひどくなるなど、自分の弱い部分に出てしまうのです。
ですから、自分のカラダの声をよく聞いて、ひどくなる前に、生活を見直しカラダをケアすることが大切ですね。